日記

2020-12-25 10:00:00

#94 Untitled 006 お屠蘇エール「屠蘇散を自家ブレンド。新年はこれ」

【12/25(金) 新作リリース!!】

 

年内最後のリリースです!

先日からボトルで先行販売始めていました。

是非新春に飲んで欲しいビールです!

 

Batch #94 – Untitled 006

「Otoso(お屠蘇) Ale」

-----Style : Belgian Style Specialty Ale

-----ABV :6.8%

-----IBU :25

 

 正月に飲む薬酒「お屠蘇」にインスパイアされたビールです。肉桂(シナモン)、陳皮(オレンジピール)、丁子(クローブ)、茴香(フェンネル)、生姜、山椒を自家ブレンドして麦汁に漬け込みました。それをベルギー酵母で発酵させて吟醸酒の香りを醸成。濃色麦芽を使って、本みりんや赤酒のメイラード反応から来る色味と味わいを表現しました。

 正月にお屠蘇を飲む習慣のある家庭は少なくなっているかもしれません。念のため説明しておくと、お屠蘇は一年間の無病息災を願って飲む薬酒です。その一般的な作り方は、清酒と本みりんをブレンドして甘味を調整した酒に、屠蘇散と呼ばれる混合ハーブ&スパイス(漢方)を漬け込みます。熊本県の方では赤酒という赤く甘味のある地酒が用いられることもあるようです。屠蘇散の中身には、今回使用した肉桂、陳皮、丁子、茴香、生姜、山椒の他にも、桔梗、白朮、防風といった漢方がブレンドされます。

 ハーブ&スパイスを使ったビール造りを得意とするCBB Brewing Labとしては、チャレンジせずにはおれないテーマです。このビールが日本の風習を思い起こさせるきっかけになれば非常に誇らしいことです。

 本物のお屠蘇を飲むにはいろいろと作法がありますが、このお屠蘇エールは他のビールと同じく気楽に飲んでいただいても大丈夫です。是非食事とも合わせてみてください。使用したスパイスすべてと濃色麦芽のフレーバーが、良く焼いた肉と好相性でしょう。陳皮や生姜、山椒の香りは、ベタですが鍋料理のアクセントになります。シナモン香はデザートにも合わせられます。

 年内に飲んでも今年付いた邪気を払う効果があるとかないとか。いつでもいいので、とにかく一度お試しを!