日記

2020-09-25 10:00:00

#80 Hop Schema 014 Yakima Simcoe「ブルワー大好きSimcoeホップ。往年のWest Coast感あふれる柑橘・松脂フレーバー」

【9/25(金) 新作リリース!!】

 

Batch #80 – Hop Schema 014

「Yakima Simcoe」

-----Style : IPA

-----ABV : 7.0 %

-----IBU 40

 

 久しぶりのHop Schemaです。調べたら3か月以上ぶりでした。ホップファンの方にはお待たせしました。

 今回はアメリカンIPAの定石ホップ「Simcoe(シムコー)」をドライホッピングでふんだんに使用しました。このホップは飲み手の方よりもむしろ、ブルワーさんからの人気がとても高いように感じられます。Simcoeをお気に入りホップに挙げているブルワーさんは数名すぐに思い浮かびます。かのBrewDog醸造所創設者の愛犬の名もSimcoeでしたね。

 CBB Brewing Labでは初めて使用しましたが、出来たビールをテイスティングして即座にわかる、往年のWest Coast感。Simcoeのリリース年度を調べてみたところ、2000年でした。この年の前後数年間には、アメリカ西海岸でStone醸造所やGreen Flash醸造所などが設立しました。West CoastスタイルIPAの人気も絶頂に向かおうとしていた頃でしょう。その頃からビールを造っていたり好きだったりしたブルワーさんにとって、Simcoeがシーンを象徴するホップであったことは想像に難くありません。

 さて、今作ではホットサイドで大量のAmarilloも使用していますが、それでもアロマにトップで感じるのは新タマネギや新鮮なニラのようなパリッとした香りで、これは明らかにSimcoeに由来しているでしょう。少し間を置くとマーマレードジャムのような甘いフルーティな香りもしてきます。これはAmarilloからもよく感じる香りです。そこからさらに鼻から息を大きく吸い込むと、イチゴやブルーベリーのようなより濃厚な甘い香りへと強調されます。口に含むとグレープフルーツや松脂のようなクラシックなC系ホップス的な特徴に加えて、プラムやライムのようなニュアンスも感じます。たち香と口中香がはっきりと違うカラフルなIPAです。

 久しぶりのWest CoastスタイルIPA。是非楽しんでください。