日記
#63 SRM30↑005 Porter's Smoke「Smoked Porterもじったらちょっとおしゃれな名前」
【5/21(木) 新作リリース!!】
※今回のリリースは駅前第一ビル店CRAFT BEER BASE BUDからになります。
Batch # 65 - SRM30↑ 005
「Porter’s Smoke」
---Style: Smoked Porter
---ABV: 6.3%
モルトビル:
Rahr Two Row - 36%
Smoked Malt - 30%
Munich - 10%
Caramel Pilsner - 5%
Caramel 120 - 6%
Special B - 6%
Chocolate Malt - 7%
濃色ビールの醸造シリーズ「SRM30↑」の5作目は、燻製麦芽を使用したスモークポーターです。
「Porter’s Smoke」という名前。字面的にはほぼSmoked Porterをひっくり返しただけですが、「ポーターさんの葉巻」とか、「荷運び人の一服」のような意味合いが生まれて、可愛くないですか。そんなことないですか。
まったくの主観ですが、サワービールとスモークビール(特にランビックとラオホ)って、いわゆる普通のビール(この表現嫌いな人いるかもですが許して下さい)から最も遠い風味のビアスタイルだと思ってて、BASEにいたときには販売にとても気を使っていました。相手のお客さんにどれだけ味覚的寛容性があるのか、よく話して見極めないと、お互い幸せな結果にならないことがありますもんね。けどこれって裏を返せば、ビールの多様な世界へ案内できるチャンスでもあって、これらのビアスタイルは、ここぞというときには果敢にお勧めしていたものでもあります。
さて、こんな前置きをするくらいだから、このPorter’s Smokeは、さぞかし飲みにくいのだろうと思われそうですが、(本格的なラオホと比べれば)別にそこまでではありません。ベースがポーターなので、黒いビールファンは無理なく入っていけると思いますし、あえてローステッドバーレイを使用せず焦げ感を抑えたので、主張の強いスタウトが苦手な方にもおすすめかも知れません。
それでいて、スモークビール好きには堪らない「めんつゆ感」もバッチリ効いているので、スモークビール未体験の方を驚かすこともできると思います。
美味しいですよ!是非!