日記
#36 session 005 Contemporary Pale Ale「現代的ペールエールを目指して」
2019/9/19
【リリース情報】
Batch #36
session 005 / Contemporary Pale Ale Moaic & Chinook
Malt : Maris Otter, Rahr Two Row, Cristal Pils, Munich
Hop : Magnum, Mosaic, Chinook
Others : Koji
Yeast : Lallemand BRY-97
session 005のリリースです。
sessionシリーズは私達にとって基本の一つですし、繰り返し飲まれるための親しみやすさ、杯の重ねやすさ、ドリンカビリティとは、などを模索するシリーズとなりそうです。
アロマ、フレーバーにもビールの持つ構成要素の「バランス」がキーになる。
今回は前回のsession004をある程度見据えつつ、さらに調整を加えてレシピ組をしたが、様々な工程での少しの違いがビールとしてのバランスを取ることに影響をしたと見受ける。同じ様な工程を繰り返しているつもりでも期待通りの結果を生み出すというわけにもいかないものだなと実感した回になりました。
「日々手にしたい良いもの」、という何気なく当たり前なことが一番シンプルで且つ、難易度が高いものなのかもしれませんね。そういうビールが美味しければ、人生は日々幸せなわけなんです。sessionはそういう思いを込めてこのスタイルとして名を付けたのです。
今回は現代クラフトビールシーンの人気ホップ、Mosaicと、アメリカのクラフトビールシーンのオールドスクールChinookを大胆に同量使用するというワイルドなホップスケジュールです。
なるほどな、というテイストに仕上がりました。先ほどまで話したバランスは目指す先ですね。
やってみないとわからない。その先に綺麗に選定されたsessionが出来る時が来るのでしょうね。よし、今日も仕事終わりのビールを楽しみましょう。
session005は9月19日(木曜日)CRAFT BEER BASE gardenにて先行開栓。
追ってCRAFT BEER BASE BRANCH, BUDでもお楽しみいただけます(^^♪
どうぞ皆様、お楽しみくださいませ。